伊丹十三が手掛ける女シリーズ第4弾目の作品
スー パー好きの主婦 花子(宮本信子)が幼馴染 五郎(津川雅彦)の経営するダメスーパーマーケットを主婦ならではの観点で立て直していくというサクセスストーリーである。前半は食品偽装問題、融通の利 かない職人との対立、後半には何故かデコトラと冷蔵車がカーチェイスする謎のアクションシーンまであり、これも含めて伊丹作品らしいといったところでしょ うか。
なおこの映画は2000年代以降に問題になった食の安全、食品偽装などまだ世間には公にされていなかったスーパーでの隠蔽工作などを取り上げており、伊丹氏のリアリズムへのこだわりと先見性がうかがえます。
【キャスト】
宮本信子, 津川雅彦, 松本明子, 三宅裕司. 伊東四朗, 伊集院光, 小堺一機
【スタッフ】
参考文献?:小説スーパーマーケット 安土敏
監督・脚本:伊丹十三
制作プロダクション:伊丹プロダクション
配給:東宝
公開日:1996年6月15日全国ロードショー
上映時間:127分
撮影協力:サミット
撮影のロケ地:撮影用として杉並区にセットを作ったようです
作品の舞台:スーパー
ちなみに伊丹作品といえば途中で理解不能なお色気シーンがあったりしますが、この作品にはあまり見受けられません。しいて言えば宮本信子と津川雅彦がラブホテルへ行くシーンでしょうか?結局何もしませんけども・・・。
理解不能
返信削除貧相な感性で映画を論じるブログ主。